『ハート・ロッカー』の衣装デザイナージョージ・L・リトルさん死去
キャスリン・ビグロー監督の映画『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』の衣装デザインをし、映画『ファンタスティック・フォー』のリブート版の衣装デザイナーでもあったジョージ・L・リトルさんが亡くなった。63歳だった。
元妻カーレーン・パスマンさんがThe Hollywood Reporterに語ったところによると、ジョージさんは8月29日に自宅で息を引き取ったとのこと。死因は報じられていない。
ジョージさんは映画『地獄の黙示録』の衣装係としてスタートし、映画『バグジー』『ペリカン文書』などでも衣装係を担当。衣装デザイナーとしては映画『クリムゾン・タイド』『オーメン』『トランセンデンス』などで知られる。テレビミニシリーズ「リンカーン(原題) / Lincoln」ではエミー賞にノミネートされたが、惜しくも受賞を逃している。
リブート版『ファンタスティック・フォー』はすでに撮影を終えており、ジョージさんの遺作となる。(澤田理沙)