福士蒼汰、海外映画祭デビュー!『神さまの言うとおり』ローマ映画祭出品決定!
俳優の福士蒼汰と山崎紘菜が出演する、三池崇史監督最新作『神さまの言うとおり』(11月15日公開)が、10月に開催される第9回ローマ国際映画祭(10月16日~25日)のコンペティション部門である「ガラ部門」に出品されることが明らかになった。福士と山崎は、三池監督と共に映画祭に参加。海外映画祭デビューを果たすという。
ローマ国際映画祭は、2006年にスタートした一般市民が審査を行う市民参加型の映画祭。ローマ市全面協力の下、ニコール・キッドマンやジョージ・クルーニーといった大物ゲストが出席するなど、近年注目度が上がっている。昨年の第8回では、前田敦子主演作『Seventh Code セブンス・コード』の黒沢清監督が最優秀監督賞を受賞した。
本作で海外映画祭デビューとなる福士は「海外の映画祭に参加することは夢のひとつだったのでとてもうれしいです! 初めての映画祭ですし、ローマどころかヨーロッパも初めてという初めてづくしで、とても興奮しています!」とコメント。映画祭ではレッドカーペットを歩くことになり、「思う存分自分の足跡を付けてこようと思います!」と意気込む。
一方の山崎も、2013年に東京国際映画祭のナビゲーターを務めて以来、自分の出演作で映画祭に参加したかったといい、「その思いがこんなにも早くかなうなんて本当にうれしいです」と大喜び。「ただ、観客の皆さんと一緒に初めて『神さまの言うとおり』本編を観るのは、反応が気になってものすごく緊張します。映画祭のレッドカーペットは自分の作品として堂々と歩けたらいいなと思います」と語っている。
三池監督は『悪の教典』『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI』に続いて3度目のローマ映画祭となり、グランプリの観客賞を狙う。またコンペとは別に、特別賞となる「マーベリック賞」を日本人として初めて受賞することも決定。「タフなローマ映画祭に敬意を表します。しかし、褒められることに慣れていないわたしのお尻はムズムズです。ローマの皆さんと『神さまの言うとおり』を一緒に楽しめる日を楽しみにしています」と喜びを語っている。(編集部・入倉功一)
映画『神さまの言うとおり』は11月15日より全国公開