田代万里生、首の骨折で舞台降板
歌手で俳優の田代万里生が頚椎棘突起(けいついきょくとっき)の骨折のため、東京・紀伊國屋サザンシアターで上演中の舞台「きらめく星座」の全公演を降板することがわかった。
所属事務所によると、18日の同舞台の終演後、田代が首の痛みを訴えたため、病院で受診したところ頚椎棘突起の骨折と診断されたとのこと。その数日前から、首の後ろに違和感があったといい、首に疲労が蓄積したことが骨折の原因と見られている。大事を取って、同舞台の東京公演および地方公演を降板することになった。
本日19日昼公演から24日昼公演まで6公演が中止になり、24日夜公演より峰崎亮介が代役として上演が再開される。
田代は2003年、テノール歌手としてオペラデビュー。2009年の「マルグリット」でミュージカルデビューを果たして以降、「ウーマン・イン・ホワイト」「ボニー&クライド」「スリル・ミー」などに出演し、日本ミュージカル界の代表的な若手俳優に成長。昨年上演された「トゥモロー・モーニング」「スクルージ」の演技に対して、今年4月に菊田一夫演劇賞を受賞している。(編集部・市川遥)