ライオンと対峙した寺門ジモン、武井壮を「バッタもん」と挑発!
お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)が21日、都内で行われた映画『ヘラクレス』のイベントに出席。映画の内容に絡めて本物のライオンと“対決”することになった寺門は、「こういう仕事のためにずっと筋肉を鍛えている。この世界では武井壮もバッタもん!」と同ジャンルでお株を奪い合っているタレントの武井壮をどさくさにまぎれて挑発した。
ゼウスの息子として生まれたヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)が神話に名高い「12の難業」を成し遂げた後の死闘を描いた本作。イベントには「ネメアの獅子」に見立てた本物のライオンが登場し、ねこじゃらしや風船、メスライオンの写真など、それぞれ“武器”を手におりに入ったダチョウ倶楽部と対峙(たいじ)した。
ライオンは隅の方でのっけからうんざりとした表情だったが、3人が威勢よくおりの前に現れると、一瞬起き上がるなど警戒モード。寺門こそ「すげえな! 個体のパワーが伝わる。山に入ってもライオンとは滅多に会えないからね。ケモノ臭もすごい」と興奮気味だったが、肥後は「動物だけは信用できない。(過去に)ライオンと寝るというのはあったけど……」と本物のライオンを前に不安げ。上島も「ライオンと寝るのは俺たちにとって枕営業みたいなもの」とおどけつつ、ライオンにねこじゃらしを一瞬で奪い取られると目を丸くして退散した。
だが、寺門だけはライオンを前におじけづくどころか堂々とした態度で、進んで餌を与えてみせ、「俺も肉食系だけど、彼も肉の味をよく知っている」と感心の眼差し。どさくさにまぎれて武井壮を「バッタもん」呼ばわりするなど、肉体派芸人としての存在感を改めて周囲にアピールしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ヘラクレス』は10月24日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開