「ビッグバン★セオリー」ダミ声が特徴のハワード母声優が死去
テレビドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」で、ハワードの母親の声を演じていた女優キャロル・アン・スージーさんががんのため亡くなったとThe Hollywood Reporterなどが報じた。62歳だった。
画面にはちらっとしか登場しなかったキャロルさんだが、その個性的なダミ声はキャストの一人として十分な存在感があった。同ドラマの他に、「あなたにムチュー」「となりのサインフェルド」「シックス・フィート・アンダー」などにも出演したことがある。
「ミセス・ウォロウィッツの声を演じていたキャロル・アン・スージーが亡くなり、『ビッグバン★セオリー』は家族の一人を失いました。視聴者の前に姿を見せなかった彼女は謎のキャラクターでしたが、彼女の才能と笑いのタイミングは謎ではありませんでした。キャロル・アンはわれわれにいつも喜びと優しさをもたらしてくれた人でした。彼女のご家族に心からお悔やみを申し上げます」と番組のプロデューサー、チャック・ローリー、ビル・プラディ、スティーヴン・モラロは声明を出している。
ハワードの恋人で今は妻バーナデットを演じているメリッサ・ローチは、「いく先々で笑いと光をもたらしてくれたキャロル・アン・スージーと出会えたことに感謝します。一生忘れません」とツイート。ラージを演じているクナル・ネイヤーやエイミーを演じているメイエム・ビアリクも追悼のメッセージをつぶやいている。(澤田理沙)