イーサン・ホークがタイムトラベルして爆弾魔を追う!SF映画2月公開
イーサン・ホークが政府のエージェントとして約半世紀の時空を小刻みに移動する、タイムパラドックスをテーマに描いたSF映画『プリデスティネーション』が、2015年2月28日より日本公開される。
SF映画で最も多く描かれるタイムトラベルには、過去を変えると未来に変化や矛盾が生じるタイムパラドックスが不可欠で、これまでにも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズから『バタフライ・エフェクト』まで数多くの傑作や異色作がある。本作は、ロバート・A・ハインラインの小説「輪廻の蛇」を映画化したもので、携帯型タイムマシンによって時間と場所を自在に瞬間移動する政府のエージェントが、凶悪な連続爆弾魔を追って命懸けの任務に挑む姿を描いた作品になっている。
物語は1970年、ごく平凡な酒場に現れた青年の「自分は女として生まれたが、赤ん坊を救うため男になった」という衝撃な身の上話に同情したバーテンダーが、自分は未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かすところからスタート。彼は青年に人生を狂わせた者へ復讐(ふくしゅう)するチャンスを与えるため、過去にタイムスリップして青年をエージェントに勧誘し、真の目的である因縁の連続爆弾魔を追う……。
監督と脚本を務めるのは、マイケル&ピーター・スピエリッグ監督で、イーサンとは『デイブレイカー』以来のタッグ作となる。イーサンのほかには、『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』のセーラ・スヌーク、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などのノア・テイラーが出演する。(下瀬廣洋)
映画『プリデスティネーション』は2015年2月28日より新宿バルト9ほか公開