志村けん、「バカ殿」でようかい体操を踊る宣言!?
『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』にゲスト声優として参加した志村けんと島崎遥香。国民的ブームの作品に関わった喜びや役へのアプローチについて語り合うとともに、志村からは思わぬ「予告」が飛び出した。
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「今回のオファーをもらって、初めて『妖怪ウォッチ』の大ブームを知った」と告白する志村。映画に関わることを周囲に話すと、特に子供たちから「えーっ!?」と驚きと歓声が交じり合った声が上がるという。一方の島崎は「弟が『妖怪ウォッチ』の大ファンで、アニメを観るのはもちろん、グッズ集めやゲームに夢中だった」と身近なところからブームを実感。今回の参加に「弟が喜んでくれるはず」とうれしそうに語る。
志村が吹き替えたのは、妖怪たちの師匠的な存在であるマスターニャーダ。SF映画シリーズの登場人物を連想させるキャラだが、志村によると「まったく意識せず、監督に自由にやってくださいと言われたので、僕がコントで演じるおじいちゃんやおばあちゃんの声を使った」とのこと。また声優に初挑戦した島崎は、主人公ケータの祖母ユキッペの少女時代の声を担当しているが、セリフについて監督から「自分で考えた方言で話してみてくれ」という指示を受け、試行錯誤したという。
『妖怪ウォッチ』といえば、主人公たちが踊る「ようかい体操第一」もブームだが、そこに目を付けたのが志村。「行きつけのバーの女の子がよく踊っていて、それを見て、次の『バカ殿』で使ってみようと決めた。これから練習しますよ」とようかい体操を披露することを宣言した。
その「志村けんのバカ殿様」が子供のころから大好きだったという島崎は、この日のインタビューで志村と初対面して感激の様子。「優しい人なので、全然緊張しなかった」と、いつもの冷静&天然さを発揮しつつ、『妖怪ウォッチ』については「わたしたちの世代の『ポケモン』のような存在なので、そういう作品に参加できて本当に幸せです!」と、明るい笑顔で締めくくった。(取材・文:斉藤博昭)
『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は公開中