「あまちゃん」優希美青、クランクアップで「でーれー泣いた」
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の優希美青と足立梨花らが14日、都内で行われたW主演映画『でーれーガールズ』の完成披露試写会に、劇中衣装の制服姿で出席した。撮影を振り返り、15歳の優希は「クランクアップの日に涙が止まらなくなって」と初々しい思い出を語った。
優希と足立のほかに、白羽ゆり、安蘭けい、桃瀬美咲、山根千佳、大九明子監督も出席した舞台あいさつ。撮影のエピソードを聞かれ、涙の思い出を明かした優希は「映画のクランクアップの日に涙が止まらなくなって。そういうのは今回初めてで、この映画に対する思いだったり、(演じた)佐々岡鮎子ちゃんに対する思いが強かったんだなって」と吐露。
続けて、映画のタイトルにもなっている「ものすごい」を意味する岡山の方言「でーれー」にかけて、「泣いたことにもびっくりしたし、でーれー泣いたなって思います」とキュートな笑顔をはじけさせた。
そんな優希と親友役で共演した足立は、ホリプロタレントスカウトキャラバンの先輩・後輩でもあり、「あまちゃん」でも共演済み。とはいえ、足立いわく「実際そこまで話したことがなかったので、中学3年生と22歳で話が合うのかとか、ドキドキ不安もありました」と撮影前の印象を述懐。「けど、名探偵コナンが好きという共通点もあって一緒に話せる機会が増えたので、撮影中は楽しかったです」と「名探偵コナン」がきっかけで打ち解けたエピソードを振り返った。
同作は原田マハの小説を実写化した青春ドラマ。1980年と現在の岡山を舞台に、東京から岡山へ転校した鮎子(優希)と、同級生の武美(足立)の恋や友情を描く。入場時には優希が歌う主題歌「さよなら また会おうね」も流れ、優希は「難しい部分もあって結構苦労しました」と照れながら感想を語っていた。(中村好伸)
映画『でーれーガールズ』は2月21日より公開