橋本愛、初海外映画祭へ!主演作がベルリン国際映画祭に正式招待
第65回ベルリン国際映画祭
映画『リトル・フォレスト 冬・春』が、世界三大映画祭の一つ、第65回ベルリン国際映画祭のキュリナリーシネマ部門に正式招待され、主演の橋本愛が同映画祭に出席することがわかった。海外映画祭に初参加する橋本は、「楽しみにしています」と意気込みを明かしている。
五十嵐大介の人気コミックを実写化し、東北の小さな山村で自給自足の生活を送るいち子の暮らしを追った本作。橋本は同作について、「日本ならではの美しい景色や四季の移ろいを、主人公・いち子の人生と重ね合わせて描いた作品です。2013年から2014年の東北を記録した映画でもあります」とコメント。また「海外の皆さんにも豊かな気持ちになっていただき、楽しんでご覧いただけるとうれしいです」と期待を膨らませている。
キュリナリーシネマ部門は第57回より新設された部門で、世界各国より選出された「食」にまつわる良作を上映する部門。公式上映の後に作品にまつわるディナーが振る舞われ、映画関係者だけでなく、世界中の美食家からも注目されている。『リトル・フォレスト 冬・春』の上映後には、ミシュランガイドで二つ星を得たドイツ屈指の有名シェフが、作品にインスパイアされて作った特別メニューを提供する予定。
森淳一監督は、「歴史ある国際映画祭に招待していただくこと、光栄に思います。『リトル・フォレスト』は世界の人々に観てもらいたいという思いの強い作品です。1年を通して頑張ってくれた俳優、スタッフ、厳しい冬を迎えている岩手の人々の思いをスーツケースに詰めて、ベルリンの地で、日本の美しい四季や東北地方の自然の恵みを紹介してきたいと思います」と語っている。(編集部・井本早紀)
映画『リトル・フォレスト 冬・春』は2月14日より全国公開