Seventeenモデル森川葵、菅田将暉の「まゆげと鼻」を撮りたい!
雑誌「Seventeen」の人気モデル森川葵と俳優の菅田将暉が17日、新宿武蔵野館で行われた映画『チョコリエッタ』初日舞台あいさつに風間志織監督と共に出席した。
大島真寿美の青春小説を映画化した本作は、孤独といら立ちを募らせる女子高生・知世子(森川)と映画好きの先輩・正宗(菅田)による、ひと夏の旅が描かれるロードムービー。この日の菅田と森川は、白い衣装に身を包んで登場。その姿を見た風間監督は「近未来のチョコリエッタたちみたいでいい感じですね」とご機嫌な笑顔だった。
客席を見渡した森川は「おはようございます。今さっき起きました。映画を見に来ていただいてうれしいです」とあいさつ。菅田も「おはようございます! 今日は初日に観に来ていただいてうれしいです」と笑顔を見せた。
とはいえ、起きたばかりで眠たかったのか、司会者から「森川さん」と呼ばれてもぼんやりしている森川。何度か呼ばれてから気付き慌てていると、菅田が「この子はこういうことが多々ある子なんです」とフォローを入れて会場を沸かせた。風間監督はそんな二人との撮影を「わたしはとにかく二人の姿が美しいと思って撮影をしていましたね」と振り返った。
満員御礼ということで、この日は客席からの質問を受け付けることに。「もし相手を被写体に映画を撮るとしたらどんな映画を撮る?」という質問に菅田は、「彼女のドキュメンタリーものを観たい」と回答。森川は「わたしの生活なんてつまんないですよ。ただ寝ているだけですから」と応じるも、菅田は「この感じを撮っておきたいんですよ」とうれしそう。一方の森川は「まゆげと鼻。わたしはこの辺が好きなんですよ」と目の周辺で一生懸命フレーミングしながら解説し、彼女のそんな姿に会場は笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)
映画『チョコリエッタ』は公開中