さまぁ~ず、身の丈に合った生き方がモットー!ムーミン一家の姿に共感
お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹が、ゲスト声優として参加した『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』について、自分たちのモットーを振り返りながら、その魅力を語った。
映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』フォトギャラリー
ムーミン谷を飛び出し、地中海沿岸の観光地リビエラを訪れたムーミン一家が巻き起こす騒動を描いた本作。さまぁ~ずの二人は、一家と交流を深めるリッチな芸術家・モンガガ侯爵(三村)とイギリス出身のプレーボーイ・クラーク(大竹)の声を担当している。
セレブに囲まれながら、お金に対する執着を全く見せないムーミン一家の姿に三村は「身の丈に合った生活をするっていうことを、ムーミンは教えてくれたよね」と共感。二人のモットーにつながる部分もあったといい、「先にお金ありきじゃないよと。僕らも、最初からお金持ちになりたいと思ってこの世界に入っていないんで」と振り返る。
さらに三村が「先にお金ありきで、お金に走る芸人はロクなもんじゃないです」と笑いを誘うと、大竹は「僕らのころはお笑いなんて一番下のランクのころですから。モテないし金ないしっていう。最近ですもんね、若い人がお笑いに行きたいなんていうのは」としみじみ。それを受け三村も「でも、本当はまだそうなんだよね」と笑顔を見せた。
そんな二人は劇中、ベテラン声優陣を相手に、全く違和感のない声優ぶりを披露。しかし、ここでも三村は「俺らが声優やっているってあんま立っちゃうと、映画の邪魔になりそうで嫌だった」と謙虚。大竹も「本来、お仕事もお断りの状態ですよね。下手だから、邪魔しちゃうからって」と同意しながら、「でも冒険はしたいんだよね。冒険しないとわからないっていうか」とコメント。「全部一通り、経験はしたいんです。声優もそうですけど」という三村はさらに、初めての挑戦について、「ほかの方がプロなんで、うまくまぎれたかな」と満足気に語った。(編集部・入倉功一)
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』は2月13日より全国公開