エミール・ハーシュが女性の首を絞め、暴行罪に
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』『ローン・サバイバー』などで知られる俳優のエミール・ハーシュが、米パラマウント ピクチャーズの女性幹部であるダニ・バーンフェルド氏に暴行を加えたとして、第3級加重暴行罪という重罪に問われていることがわかった。Varietyをはじめ各メディアが報じた。
事件は、インディペンデント映画を対象としたサンダンス映画祭開催中の先月25日(現地時間)、ユタ州パークシティにあるナイトクラブで起きたとのこと。裁判所文書によると、午前3時15分頃、ハーシュはバーンフェルト氏に接近。酔っぱらっているかのようなハーシュは、バーンフェルト氏に「どうしてそんなに頑固そうに見えるのか」と尋ねたり、「サンダンス映画祭にふさわしくないお金持ちのお嬢ちゃん」と言い放つなり、彼女につかみ掛かった。しかし、バーンフェルト氏がそれを払いのけると、ハーシュは友人らとその場を後にしたという。
しばらくすると、ハーシュがバーンフェルド氏の背後から現れ、彼女の首を絞めたそうだ。ハーシュはテーブルを挟んだままバーンフェルド氏を引っ張り、最終的に床の上で彼女にまたがり、再びバーンフェルド氏の首を強く絞めたとのことである。近くにいた人たちが、ハーシュをバーンフェルド氏から引き離し、駆け付けた警察官に逮捕されたという。
この事件を受けて、ハーシュは第3級加重暴行罪に問われており、もし刑が確定すれば、ユタ州の刑務所に最長5年間の服役が課せられる。(編集部・石神恵美子)