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メリル・ストリープ、ジョニー・デップの歌声を絶賛「感動的で面白い」

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映画『イントゥ・ザ・ウッズ』のプロモーションで来日したメリル・ストリープとリラ・クロフォード
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』のプロモーションで来日したメリル・ストリープとリラ・クロフォード

 オスカー女優のメリル・ストリープが5日、都内で行われた映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見に出席した。「おはようございます」とにこやかな日本語のあいさつで始まり、通訳が劇中に登場するオオカミを「ウルフ」と訳した際には「日本語でも『ウルフ』なのかしら?」と突っ込むなどチャーミングな人柄を振り巻いた。この日、赤ずきん役の子役リラ・クロフォードも登壇した。

メリル・ストリープ来日フォトギャラリー

 同作は「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」など世界的に有名なおとぎ話の主人公たちのその後を描く、ディズニー製作のミュージカル。魔女を演じたメリルや王子を演じたクリス・パインのほか、オオカミ役のジョニー・デップら豪華キャストが共演している。

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 これまで魔女役のオファーを断ってきたメリルにとって満を持しての出演となるが、今回引き受けた理由を聞かれると「今までオファーが来たときは若過ぎたしいい人過ぎたけど、今は年も取って意地悪になったので受けました」とユーモアたっぷりに回答。続けて、「この映画に登場する全ての主人公は、皆それぞれ何かを手に入れたい強い思いを持っています。魔女の場合は自分の娘を愛するあまり失いたくない気持ちが強くて、全てのお母さんもその気持ちはわかると思うけど、ちょっといき過ぎています。わたしにも娘たちがいますので、幸せになってほしい気持ちはありますが、あまり過保護になってはいけないという気持ちには非常に共感できました」と説明。

 また、劇中でジョニーが披露した歌声については「彼は演技者としてとても多才だと思う。歌声で何でもできてしまう人で、声の使い方も持てるもの全てを使って、オオカミのうなり声、ジャズの歌い方とかを混ぜ込んでいて感動しましたし、とても面白いと思いました」と振り返った。

 一方、大先輩メリルとの共演に感激しきりだったという赤ずきん役の13歳のリラは、現場のコミカルな一コマを紹介。風を起こすウインドマシーンを使った撮影で、「メリルさんが付けていらしたネイルが風で飛ばされてしまって、その度に共演者たちが床にはいつくばって爪を探したことを覚えています」と振り返り、メリルと2人で思い出し笑いをしていた。(中村好伸)

映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日より全国公開

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