メリル・ストリープ、神田沙也加の歌声を絶賛!「わたしの歌よりずっと良かった」
オスカー女優メリル・ストリープが4日、ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』のプロモーションのため3年ぶりの来日を果たし、都内で行われたジャパンプレミアに赤ずきん役のリラ・クロフォード、宣伝ナビゲーターの神田沙也加と共に出席した。メリルは日本のファンに向け「素晴らしいキャストがたくさん出ていますが、その代表として日本に来られたことをたいへん光栄に思います」と笑顔を見せた。
2012年3月公開の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』以来、3年ぶりに日本を訪れたメリル。グリーンカーペットを歩いてファンの声援やサインに気軽に応じ、ベテラン女優らしく落ち着いたたたずまいで20分近くファンサービスを行った。
神田はメリルやリラとグリーンカーペットを練り歩いた後、メリルが客席から見守る中、劇中歌「Children Will Listen」を日本語で披露。歌い終えると「緊張していたんですけど、歌うことができて本当に光栄でした」と笑顔を見せた。
メリルは「わたしの歌よりずっと良かったです。日本語の歌詞で聴くというのも良かった。素晴らしかったです」と神田の歌を絶賛し、リラも「神田さんは才能のあるとても美しい歌声をお持ちでした」と神田のステージをたたえていた。
本作は「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」といった世界的に有名なおとぎ話の主人公たちのその後を描く、ディズニー製作のミュージカル映画。メリルは「日本の皆さんがこの映画を愛してくださることがわたしの願いです。観た方がそれぞれ違うメッセージを感じてくださるようですが、自分が夢をかなえた後どうなるかということがテーマ。現実は違ったけど常に希望はあるということを映画を通じて感じてほしい」と本作についてコメントし、神田も「メリルさんやリラさんの素晴らしい熱演を観てほしい」と呼び掛けていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日より全国公開