「仮面ライダーウィザード」永瀬匡、衝撃血だらけ“ズタボロ”姿公開
特撮ドラマ「仮面ライダーウィザード」などで知られる俳優の永瀬匡が主演する映画『ズタボロ』からポスタービジュアルが公開され、血だらけでズタボロになった永瀬の姿が披露された。
松田翔太と新垣結衣で映画化もされたゲッツ板谷の「ワルボロ」の続編小説「メタボロ」と「ズタボロ」を基にした本作は、立川を舞台に、高校進学を機に暴走族のメンバーとなったコーイチが、仲間のために暴走族やヤクザなどの絡んだ壮絶な抗争に巻き込まれていくさまを描き出す。永瀬のほか、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、荒井敦史、石田卓也、伊藤洋三郎、菅田俊、木村祐一、佐藤二朗、平田満、南果歩らが出演し、熱い物語を彩る。
公開されたポスタービジュアルは、「“痛み”が伝わる映画にして欲しい」というゲッツの唯一のこだわりを追求したもの。目の周りは赤黒いあざだらけ、口や鼻の周りは血だらけになった永瀬の姿を切り取った衝撃の仕上がりになっている。
これを見たゲッツは、「痛みと切なさとやさしさといったさまざまなことがダイレクトに伝わってきて、『あー今だからこそこれだ!!』と確信しました」と大満足な様子。「大切なものを傷つけられたり、誰かを守るために戦わなければならないときは人間であれば必ずあるはずです。≪ボコボコにされても笑えるケンカがしたい≫とキャッチコピーがあるように、≪逃げているだけでは何も変わらない≫ということがこのポスターで必ず伝わるはずです!」と太鼓判を押した。
衝撃的なビジュアルが物語っているように、リアルなアクションシーンも本作の見どころのひとつ。体脂肪率3%まで肉体を追い込んで本作に臨んだ永瀬だが、撮影中には勢いあまって本当に顔にパンチが入ってしまうハプニングも発生。結果的にその後の撮影は延期となったものの、自身の左目が腫れ上がり、凍りつく現場で永瀬は撮影を続行しようとしたという。そんな壮絶な覚悟で挑んだ永瀬の体当たりの演技が、胸を熱くさせること間違いなしの一本だ。(編集部・吉田唯)
映画『ズタボロ』は5月9日より全国公開