8.6秒バズーカー、もうスベったと言わせない!単独ライブで漫才に再チャレンジ!
軽快なリズムネタ「ラッスンゴレライ」でブレーク中のお笑いコンビ、8.6秒バズーカー(田中シングル、はまやねん)の東京単独ライブ「8.6SecBAZOOKAA 初TOKYO単独LIVEでラッスンゴレライ!」が4日、新宿のルミネ the よしもとで開催、ニュースで「スベった」と書かれてしまった漫才に再チャレンジした。
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3月23日に「なんばグランド花月」で“デビューから史上最速”単独ライブを敢行した8.6秒バズーカー。その勢いのままに、東京でも単独初ライブを敢行。こちらもチケットは発売と同時に即日ソールドアウト。会場を見渡した田中が「公約で、今日が満員にならなかったら『ラッスンゴレライ』を封印すると言いましたけど、見てください! 満員ですよ!」とほこらしげに切り出すと、会場からは万雷の拍手。この日は新作リズムネタを筆頭に、ものまね、謎かけ、物ボケ、けん玉、マジック、熱々おでんなど、彼らがこれまでやってこなかった「初」にこだわったネタを次々と披露。会場を笑いに包みこんだ。
先日の大阪公演で初披露した漫才は、多忙により練習時間がほとんどとれずに撃沈。一部ニュースで「漫才でスベった」と書かれてしまうなど散々な結果となったことは記憶に新しい。田中が「たくさんの人にスベったと言われたんで、漫才を一新した」という今回の漫才は、なぞなぞを随所に織り交ぜながら、軽妙に展開。客席のリアクションも上々で、笑いもそこかしこに起きていた。そんな漫才を終えると、先輩のオリエンタルラジオがステージに登場し、「漫才、お疲れさまでした!」とふたりの奮闘をねぎらった。
オリラジ中田敦彦は、自分たちと同じようにデビュー直後に大ブレークした8.6秒バズーカーのことが気になっていたようで、「デビューと同時にバーンとブレークするようなコンビは、次は誰だろうと思っていた。きっと(自分たちの後)10年以内に現れるに違いないと思っていたら、ちょうど10年で現れた。しかも(自分たちと同じ)リズムネタだもんな。感慨深いのよ。でも8.6秒バズーカーのインタビューを読んでいたら、尊敬する先輩は千鳥だって。傷ついています」とコメントし、会場を笑わせた。
そんなライブも大盛り上がりのうちに終盤を迎え、「サイコー!」と喜びを隠しきれない様子のはまやねん。田中も「今日は(ニュースで)スベったって書かないでくださいよ!」と充実した表情。ふたりとも手応えをつかんでいるようだった。(取材・文:壬生智裕)