スカヨハ、SF怪奇映画『大アマゾンの半魚人』リメイクに主演?
米ユニバーサル・ピクチャーズが、モンスター映画の草分け的作品である映画『大アマゾンの半魚人』(1954年)のリメイク版の主演にスカーレット・ヨハンソンを打診しているとThe Tracking Boardが報じた。
オリジナル版は1950年代のSFブーム時に公開され、大ヒットを記録。その後、『半魚人の逆襲』などの続編が製作されている。アマゾン川で水掻きのついた手形の化石が発見され、現地に赴いた調査隊によって見つかった半魚人との戦いを描いたオリジナル版では、ジュリー・アダムスがヒロインを務め、後世のホラー映画に多大な影響を与えたヒロインとして、現在でも古典ホラーファンの間でカルト的な人気を誇っている。今回、スカーレットには同様の役が打診されているようだ。
同サイトによると、本作のリメイクはオリジナル版の監督ジャック・アーノルドによって、1982年ごろから計画されていたものの実現せず、その後も『遊星からの物体X』のジョン・カーペンターや、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロなどが本企画に携わるとされたものの、進展はなかった。
そして、現在進行中のリメイク版では、『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロスとロビン・ビセル、『ロボコップ』のマーク・エイブラハムとエリック・ニューマンがプロデューサーを務め、『愛しのフリーダ』のジェフリー・ブリッツや『ターミネーター3』のテディ・サラフィアン、テレビドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズのポール・シュアリングが脚本を手掛けるようだ。ユニバーサルはドラキュラやフランケンシュタインなどの古典的モンスターホラー映画のリメイクを積極的に企画しており、本作もその一つにあたる。(編集部・石神恵美子)