リュック・ベッソン、ジャッキー・チェンを抱えて仲良くダンス!会場は大喝采【第5回北京国際映画祭】
『レオン』などのリュック・ベッソン監督が現地時間23日、中国・北京市郊外の雁栖湖国際会議場で行われた第5回北京国際映画祭クロージングセレモニーに登場。プレゼンターとして来場した俳優のジャッキー・チェンを抱えてダンスしてみせ、会場の大喝采を集めた。
今年の北京国際映画祭コンペティション部門「天壇奨(Tiantan)」の審査員長を務めたベッソン監督。ステージに登壇すると、「映画を愛する皆さん、こんにちは! まずは北京でこんなにすてきな時間を過ごさせてくれた映画祭に感謝したい」とあいさつ。
さらに「この映画祭はまだまだ始まったばかりだけど、中国の皆さんはこれだけのものを築き上げたことを誇りに思ってください」と語り掛けると、「ただ一つだけ願いがあるんだ。またこの映画祭に招待してほしいね。Viva La Cinema!(映画バンザイ!)」と付け加え、客席からは万雷の拍手が巻き起こった。
しかしその後、会場のミスでプレゼンターのジャッキーがステージに現れる前に、グランプリの発表を促す音楽が鳴り始めてしまうハプニングが。「自分はどうしたらいい?」と戸惑った様子のベッソン監督だったが、すぐに音楽に合わせて踊ってみせ、そのちゃめっ気たっぷりな姿に会場はクスクス笑い。そこにジャッキーが登場すると、ベッソン監督は喜びを爆発させたのか、ジャッキーを持ち上げて回転しながらダンス。会場は大喝采となった。
そんなベッソン監督の様子に笑顔を見せたジャッキーは「ベッソン監督とはいつもこういったイベントのときに、ステージの上で会うことが多いですが、今度は監督と俳優として一緒に仕事がしたいですね」とラブコール。ベッソン監督も笑顔で返すなど、和やかな様子の二人であった。(取材・文:壬生智裕)