生田斗真、男同士でのカレー作りにがっくり
俳優の生田斗真が12日、都内で行われた映画『予告犯』の予告“飯”クッキングイベントに、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々と共に出席した。予告犯ならぬ“予告飯”と銘打ち、劇中の刺激的な犯行になぞらえてスパイシーなカレー作りに挑戦した生田ら。しかし、生田の本音は「やっぱり女の子に作ってもらいたい」そうで、男性キャストのみでの料理作りにがっくりと肩を落としていた。
それぞれの名前が手書きされた、おそろいのエプロン姿で登場した生田は、「なにこれ、緊張感ゼロですね」とかつてないゆる~いイベントに戸惑い気味。ところが、「毎日でも食べられるくらい好き」なカレー作りとあって「頑張ります!」とガッツポーズで笑顔を見せると、会場となったクッキングスタジオには女性客の黄色い悲鳴が響きわたった。
その後は荒川がスパイス炒り、濱田が玉ねぎのみじん切り、鈴木が玉ねぎ炒め、生田が肉炒めを担当し、和気あいあいと調理を進行。「外に食べに行く専門で、家で料理はしない」という生田が最後に味付けし、それぞれが好みの野菜の素揚げをトッピングしてフィニッシュ。最初に荒川が多めに取ったため、生田のカレーの量が足りなくなるというハプニングもあったが、約1時間かけて作っただけあり喜びもひとしおで、四人は顔を見合わせながら「おいしい」と笑顔でカレーを頬張った。
そんな中、カレーの点数を聞かれた生田は「66点」と辛口評価。辛さが足りなかったことと、座長らしく本作の公開日(6月6日)にちなんだ点数だと理由を明かした。続けて、「美味しいし、仲間とご飯を作るのは楽しいですけど、やっぱり女の子に作ってもらいたいですよね」と本音を漏らすと、「(共演した)戸田(恵梨香)さんが作ってくれたら最高だよ」と切なる願望をのぞかせた。
中村義洋監督がメガホンを取った本作は、ネット上に投稿した犯行予告動画通りに、警察や法律では裁けない悪人たちに制裁を与える新聞マスク集団“シンブンシ”と、警視庁のエリート捜査官・吉野の頭脳戦を描いた社会派エンターテインメント。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『予告犯』は6月6日より全国公開