クリス・パイン、『ワンダーウーマン』に出演か
米ワーナー・ブラザースが企画している、DCコミックスの実写化映画『ワンダーウーマン(原題) / Wonder Woman』に、『スター・トレック』シリーズのクリス・パインがスティーブ・トレバー役として出演交渉中であるとVarietyが報じた。
今回、クリスに打診されているスティーブは、『ワイルド・スピード』シリーズなどのガル・ガドット演じるワンダーウーマンの恋の相手役だという。DCコミックスの原作では、ワンダーウーマンことダイアナ・プリンスは、パラダイス島で人間界から隔離されて生きるアマゾン族の王女であったが、スティーブが島に不時着し、彼をアメリカに連れ戻すため、アメリカ社会に身を投じることになる。
クリント・イーストウッドの息子であるスコット・イーストウッドが同役をDCコミックスの悪役たちが集結する映画『スーサイド・スクワッド(原題) / Suicide Squad』で務めるため、本作でもスコットが引き続き出演するのではないかといった憶測を呼んでいたが、クリスがその座を引き継ぐことになりそうだ。
メガホンを取るのは、当初予定していた「ウォーキング・デッド」「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのミシェル・マクラーレン監督に代わり、『モンスター』などのパティ・ジェンキンス監督で、脚本はヒュー・ジャックマンが海賊黒ひげを演じる話題の新作『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』(日本公開9月12日)のジェイソン・フックスが担当するという。2017年の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)