「ダウントン・アビー」のジョアンヌ・フロガット 2部作ドラマで毒殺魔に
テレビドラマ「ダウントン・アビー」でメイド長のアンナを演じているジョアンヌ・フロガットが、2部作の時代ドラマ「ダーク・エンジェル(原題) / Dark Angel」に主演すると The Hollywood Reporter などが報じた。
同ドラマは英国史上初の女性連続殺人犯と言われるメアリー・アン・コットンの実話を基にした作品。主にヒ素を使い、夫3人と自身の子供11人を殺したとされており、被害者の数は21人に達するとも言われる。絞首刑後にはイギリスで童謡にもなっている有名な人物。
「ダーク・エンジェル(原題)」はデヴィッド・ウィルソン著の「メアリー・アン・コットン:ブリテンズ・ファースト・フィーメール・シリアル・キラー(原題) / Mary Ann Cotton: Britain’s First Female Serial Killer」を基にグウィネス・ヒューズが脚本を執筆。監督はエミー賞、BAFTAで監督賞を受賞しているブライアン・パーシヴァルがメガホンを取るとのこと。
「『ダーク・エンジェル(原題)』は身も凍るような驚くべき実話です。ジョアンヌ・フロガットほどの女優を主演に迎えられることをうれしく思います」とITVのヴィクトリア・フィーはコメントし、緊張感のある脚本、素晴らしいキャスト、最高のプロデューサーによる、いいドラマに仕上がるだろうと言っている。撮影は8月から開始されるという。
「ダウントン・アビー」の最終シーズンはイギリスで11月から放送がスタートする予定。(澤田理沙)