西島秀俊、松嶋菜々子の夫に!満州で出会い恋に落ちる…
俳優の西島秀俊が、8月1日、2日放送のTBSテレビ60周年特別企画2夜連続スペシャルドラマ「レッドクロス~女たちの赤紙~」で、主演の松嶋菜々子と恋に落ち、後に夫となる満州開拓団の日本人男性を演じることが明らかになった。
松嶋が「半沢直樹」などの福澤克雄監督と1998年の「SWEET SEASON」以来、17年ぶりにタッグを組んだ本作は、満州事変から第二次世界大戦、朝鮮戦争の時代を舞台に、戦争で家族と別れ、時代に翻弄(ほんろう)されながらも、博愛の精神と家族への愛を貫いた女性の生きざまを描く。
西島が演じるのは、満州での日本軍のやり方に矛盾を感じていた従軍看護婦の天野希代(松嶋)が出会う、博愛精神を持つ満州開拓団の男性・中川亘。また、後に夫婦となった二人の息子で、ソ連軍侵攻の混乱の中で希代と生き別れてしまう中川博人役を工藤阿須加、方針の違いから希代と対立する陸軍病院の軍医・大竹英世役を笑福亭鶴瓶が務めることも発表された。
松嶋との夫婦役に、「松嶋さん演じる、希代という強い意志を持った女性の夫を演じられることをうれしく思います」と喜びを語った西島は、「当時どういった思いを持って大陸での生活を選んだのか、またそこで起こったであろうさまざまな苦労や喜びなどを、深く感じながら演じていきたいと思います」と動乱の時代を生きた男性役に意気込んだ。
松嶋、西島とドラマでは初共演となる鶴瓶も、「お二人とも大変すてきで、魅力があふれているかたですので、負けないように精いっぱい演じていきたいと思います」と気合いを入れており、60周年の歴史を祝うにふさわしい豪華キャストとその内容に期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
TBSテレビ60周年特別企画2夜連続スペシャルドラマ「レッドクロス~女たちの赤紙~」は8月1日、2日夜9時にTBS系で放送