「デス・ロウ・レコーズ」が長編映画化!
全米で大ヒットを記録している伝説のヒップホップグループを描いた映画『ストレイト・アウッタ・コンプトン(原題) / Straight Outta Compton』のプロデューサー、S・レイ・サヴィッジが、レコードレーベル「デス・ロウ・レコーズ」を題材にした長編映画を企画していることがEmpireほか複数のメディアで報じられた。
本作は、S・レイ・サヴィッジが自らメガホンを取った「デス・ロウ・レコーズ」のドキュメンタリー映画『ウェルカム・トゥ・デス・ロウ』を基に描く予定の作品。「デス・ロウ・レコーズ」は、1991年にシュグ・ナイトとドクター・ドレーが設立したヒップホップ・レコードレーベルで、スヌープ・ドッグ、トゥパック・シャクールなどを輩出し、ショーン・コムズ率いるバッド・ボーイ・レコーズとの抗争は、1990年代に東西を二分するほどにまで発展した。
映画『ストレイト・アウッタ・コンプトン(原題)』では、コリー・ホーキンスがドクター・ドレー、キース・スタンフィールドがスヌープ、マーク・ローズがトゥパック・シャクール、R・マルコス・テイラーがシュグ・ナイトを演じていたが、今新作のキャストは不明だ。
『ストレイト・アウッタ・コンプトン(原題)』が成功し、トゥパック・シャクールの伝記映画もカール・フランクリン監督の下で始動中。ヒップホップ界を題材にした映画の製作が勢いづいてきた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)