真っ白なフワフワ犬と少年の命懸けの冒険!「名犬ジョリィ」原作の映画化新映像
日本で「名犬ジョリィ」としてアニメ化もされたセシル・オーブリーのベストセラーの実写映画化作品『ベル&セバスチャン』の新映像が公開され、犬と少年の絆を描いた本編の映像と共に、主題歌を歌うフランスの代表的女性歌手ZAZからのコメントが発表された。
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本作の舞台は第2次世界大戦中のフランス。主人公の孤児・セバスチャンは家畜や人を襲う“野獣”と誤解され村人たちから命を狙われる野犬をベルと名付けて懸命に守り、孤独なもの同士心を通わせていく姿を映し出す。
映像では、少年と犬が戯れる心温まるシーンや、ナチス軍の追跡からユダヤ人一家を救うため、セバスチャンとベルが道案内人として危険な冬の“アルプス越え”に命懸けで挑むという原作にないストーリーがニコラ・ヴァニエ監督によって美しく雄大な景色と共に描かれている。
主役の少年セバスチャンを演じるフェリックス・ボッスエは、2,400人の候補者の中から選ばれた逸材。無邪気さとたくましさを併せ持つ少年セバスチャンを素直な感性で見事に演じ、ベル役の真っ白で大きなグレート・ピレニーズとの絶妙なコンビネーションを見せている。
また、主題歌を担当したフランスの国民的女性シンガー・ZAZは本作のテーマを「生き物に対する愛」と捉え、主題歌に関しては「歌ではそういう気持ちを伝えたいと思いました。愛や優しい気持ち、思いやりをたくさん込めました」と語った。(編集部・小山美咲)
映画『ベル&セバスチャン』は9月19日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開