『ファンタスティック・フォー』の世界が現実になる!? 理論物理学者が力説
マーベルコミックス最長寿ヒーローユニットの活躍を描いた新作アクション映画『ファンタスティック・フォー』で起こることは、現実でも起こり得ると理論物理学者のミチオ・カク教授が力説する映像が公開された。
【写真】それぞれの特殊能力を発揮!ファンタスティック・フォーのメンバーたち
本作は、アメコミ界の巨匠スタン・リーとジャック・カービーによって1961年に生み出された、50年以上の歴史を誇るマーベル最長寿コミックの映画化作品。ある実験の事故によって特殊能力を得た4人の若者たちが、自らの力に苦悩しながら成長し、ヒーローユニットとして地球を守る壮絶な戦いに挑むさまを描く。
世界的に有名な理論物理学者で、未来学者としても知られているカク教授は、幼少期から原作コミックの大ファンだそうで、「彼らの冒険には科学的根拠がある」とキッパリ。人類の未来を懸けた研究に参加した4人の主人公たちが、物質転送装置で異次元空間“プラネット・ゼロ”への転送に挑んだシーンの映像に解説を加えていく。カク教授は最後に「科学者たちは異次元の存在に肯定的」との見解を示し、「科学とファンタジーは決して遠くはないのです」と締めくくった。これまでSFとしか思われていなかった異次元やテレパシーなどが、現実に存在することを現代物理学が解き明かしつつあるようだ。
本作のメガホンを取ったのは『クロニクル』のジョシュ・トランク監督、脚本を執筆したのは『Mr.&Mrs.スミス』『X-MEN:フューチャー&パスト』のサイモン・キンバーグ。4人のヒーローチームには『セッション』のマイルズ・テラー、『127時間』のケイト・マーラ、『クロニクル』のマイケル・B・ジョーダン、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルといったキャストが集結している。(編集部・石神恵美子)
映画『ファンタスティック・フォー』は10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開