ガールズバンドSCANDAL、ツアー密着のドキュメンタリー「ぶつかったこともいい出来事!」
ガールズバンド、SCANDALの初単独ワールドツアーに迫るドキュメンタリー映画 『SCANDAL "Documentary film「HELLO WORLD」"』の初日舞台あいさつが17日、都内にて行われ、メンバーであるHARUNA、MAMI、TOMOMI、RINAの4人が出席。公開を迎えた心境や作品の見どころを語った。
本作は「少女S」「瞬間センチメンタル」などの曲で知られるガールズバンド、SCANDALのフランス、イギリス、ドイツ、シンガポール、香港をはじめとした世界8か国10公演単独ワールドツアーに完全密着。メンバーの素顔を生き生きと映し出す。
公開を楽しみにしていたというメンバーは「すごくドキドキしています」と興奮を隠せない。編集から立ち会っていたというだけあって、メンバーは完成作品を観て、「いろんな思い出がよみがえってきた」(HARUNA)。「日常ってドラマチックなんだなって」(RINA)。「いろいろおいしいものを食べたなあ。シカゴで食べたピザがキッシュみたいに分厚くて……」(TOMOMI )。「中身はミートソースで、チーズもたっぷり」(MAMI)とそれぞれが印象に残った思い出を口にし、おいしいものを食べてパワーをつけていたことも明かした。
しかし、ツアー中にはぶつかったこともあったという。今作ではそんな部分も隠さず切り撮っており、HARUNAは「今後もっともっと良くしていくためにぶっかった。今ではいい出来事だったと思っている」とネガティブなものではなかったと語る。
SCANDALはメンバー全員が作詞作曲を手掛けており、今後の曲作りにも大きな期待が寄せられている。ワールドツアーを終え、「その時、思ったことを『グッと閉じ込めないと』と思うようになった。曲を書くスピードがアップした」と1人が切り出すと、「作業のスピードがあがったよね」と他のメンバーも同調。最後に「わたしたちにとっても大事なツアーになった様子を、しっかりと見届けて欲しい」と熱い思いを客席に伝えた。(取材:福住佐知子)
『SCANDAL "Documentary film「HELLO WORLD」"』は期間限定で全国公開中