プリキュア声優4人の声そろわず…ベテラン・野沢雅子がコツ伝授
『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』が初日を迎え、31日、都内にて行われた舞台あいさつに声優の嶋村侑(キュアフローラ)、浅野真澄(キュアマーメイド)、山村響(キュアトゥインクル)、沢城みゆき(キュアスカーレット)が担当しているキャラクターと一緒に手をつなぎながら登壇した。メンバーが「ハッピーハロウィン! ごきげんよう!」と満員の客席に呼び掛け、大声援に包まれた。
舞台はハロウィンの飾りで演出されており、「この日を迎えられてうれしく思います」(嶋村)、「皆さんの笑顔がうれしい。劇中にもハロウィンのモチーフがたくさん出ています」(浅野)、「とてもうれしいです」(山村)、「皆さんに観ていただいて映画になるんだということを実感しています」(沢城)とそれぞれが公開を迎えた喜びを語り、観客に感謝。
劇中、ナイトパンプキン(中尾隆聖)やウォープ(諏訪部順一)ら強敵に4人そろって立ち向かう場面があり、「4人そろっているから怖いものなんかないぞ!」と演じるものの、声がそろわず、監督からダメ押しのNGが続いたとき「先輩の野沢雅子さんから『1人の口を見てそろえる』というコツを教えていただき、うまくいきました」と裏話を披露。プリキュア4人のチームワークはばっちりだったようだ。
また、ハロウィンの思い出を聞かれると、「この作品がわたしのハロウィンの思い出になりました」(嶋村)、「道端にハロウィンの牙つきの歯が落ちていて、びっくり」(浅野)、「昨年は友人とハロウィンパーティーをして楽しかった」(山村)、「ハロウィン仕様のかぼちゃをたくさん飾っています」(沢城)と明かしていた。
本作は、人気アニメシリーズ通算12作目として2015年2月に放映をスタートした、花のプリンセス“キュアフローラ”らプリンセスプリキュアの活躍を描くテレビアニメの劇場版。『パンプキン王国のたからもの』をはじめ、『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』『キュアフローラといたずらかがみ』のシリーズ初の3本立てで構成されている。(福住佐知子)
『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』は全国公開中