伊勢谷友介を「はぁ~大好き」と夢中にさせる「あさが来た」天才子役・鈴木梨央
NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロイン・白岡あさ(波瑠)の幼少期を演じた人気子役の鈴木梨央が10日、都内で行われた映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』のジャパンプレミアに伊勢谷友介、瀬戸朝香、津川雅彦、竹野内豊、滝川クリステル、ビビる大木ら豪華吹き替え声優陣と出席。伊勢谷が思わず「はぁ~大好き」とこぼしたほか、その確かな演技力と大人びた性格を瀬戸や津川も絶賛した。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の“その後”を描いた本アニメーション映画でヒロインの女の子の声を担当した鈴木は今回が吹き替え声優初挑戦。「難しかったです。女の子の口を見てセリフを言わないといけないし、感情も出さないといけない。でもとても楽しかったです」と笑顔で感想を述べた。
鈴木演じる女の子の母親の声を担当した瀬戸は「梨央ちゃんの声が本当に役にぴったりでした」と話し、「(鈴木)本人も本当にしっかりしていて、ここ何日か一緒にプロモーション活動をしていても『ははー』と感心することばかり」と鈴木の素顔を明かした。
また、津川は「僕も5歳から子役やっていましたけど、子役というのは基本的にはみんな天才なんです」と切り出すと、「でもこの子はそのさらに上を行っている。口の合わせ方、ニュアンスとか、僕らが苦労して演技している部分をヒュッと、簡単にクリアしていて、本当に天才だなって。将来きっと素晴らしい女優さんになるでしょうね」と鈴木を絶賛した。
鈴木は来年取り組みたいことを問われると、「努力」と回答。「一生懸命努力することで、素敵な人にめぐり合えるからです」と述べ、このあまりに大人びた発言に伊勢谷は、「はぁ~大好き」と鈴木にラブコールを送っていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日より2D / 3D全国公開