滝川クリステル、これが最初で最後!?吹き替え声優挑戦も「演技はやっぱり難しい」
フリーアナウンサーの滝川クリステルが吹き替え声優に初挑戦した映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』のジャパンプレミアが10日、都内で行われ、滝川ほか、日本語吹き替えを担当した竹野内豊、伊勢谷友介、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、ビビる大木といった豪華メンバーが出席。滝川は感想を求められると、「これでわたしはいいかなって、演技はやっぱり難しいなって思いました」と今回が最初で最後の声優挑戦になるかもしれないことを匂わせた。
本作はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の“その後”を描いたアニメーション映画。滝川は字幕版ではオスカー女優マリオン・コティヤールが声を担当する、星の王子さまに愛を教える重要な役どころ・バラの声優を務めた。役にちなんでバラをあしらった衣装で登場した滝川は、本作について「心にしみるようなメッセージがたくさん込められた作品です」とアピールした。
また、「(原作を)小さい頃から何度も何度も読んでいて、ことあるごとに手に取っていました。そのときどきの成長過程で印象や捉え方が変わる不思議な本で、わたしの家族では、この本のそんな不思議をみんなで解読していました」と本作への思い入れを明かした。
初めての吹き替え声優挑戦については、やはりアナウンサーとは勝手が違っていたといい、「演技ってしたことなかったので、一人で録音ブースにこもって人が見ている中でやるのが恥ずかしくて……」と苦笑い。「これでわたしはいいかなって、演技はやっぱり難しいなって思いました」と謙遜気味に明かした。
この日、共に登壇した竹野内も滝川同様に吹き替え声優初挑戦だったが、「本当に短い時間だったんですけれど、やはり難しかったですよね」と滝川に同調。「録音ブースの中にモニターとマイクが立っていて。初めての経験ばかりでした。でも楽しませてもらいました」と笑顔で感想を語った。(取材・文:名鹿祥史)
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日より2D / 3D全国公開