生田斗真、ギリギリセーフ!私服で映画舞台あいさつに登場
俳優の生田斗真が17日、新宿ピカデリーで行われた映画『グラスホッパー』大ヒット御礼舞台あいさつに私服で登場し、ファンから黄色い声援を浴びた。
大ヒット御礼弾丸ツアーで福岡・博多での舞台あいさつを終え、瀧本智行監督と共に東京に戻ったばかりの生田は、息せき切りながら「今(映画館に)着きまして、着替える間もなく私服で立たせてもらっています。間に合ってよかったです」とあいさつ。大雨により飛行機が遅れたそうだが、そのおかげでジーパンにロングパーカーとブルーのライダースジャケットを合わせ、つば広ハットをかぶったオシャレ過ぎる私服を見ることができ、観客は大喜びだった。
本作は、伊坂幸太郎の最高傑作を原作としたサスペンス。殺された恋人の復讐のために裏組織に身を置く元中学校教師・鈴木(生田)、人の心を操り自殺に追い込む殺し屋・鯨(浅野忠信)、驚異的身体能力を持つ孤独な殺し屋・蝉(山田涼介)の運命が、ハロウィンの夜に渋谷駅前スクランブル交差点で起きた事件をきっかけに交錯していくさまを描く。
ハリウッドでも活躍する浅野は30代の役者たちに期待しているそうで、生田は「(浅野から)もっとガンガン好きにやっちゃってよと激励していただいた」と打ち明け、「浅野さんとの時間は刺激的だったなぁ」としみじみ。そんな生田に大きな期待を寄せる瀧本監督は、「(将来)僕がオファーしても『今、ロスで映画やっています』というふうに、スケジュールが取れないような世界的俳優になってもらわないと困る」とエールを送ると、生田は「そういう未来が来てもおかしくないですからね」と世界進出も視野に入れたコメントを残した。
さらにこの日は、本作を鑑賞した観客1,000人のコメントが貼られたボードがお披露目され、生田がしゃがんで食い入るように見ると、ある一枚に目が留まり、「スゲーの見つけちゃった」と声を上げる。そこには「生田斗馬最高」と書かれており、生田は「真の字が馬になってる。誰だ?」と客席を見渡して犯人探し。その後「生田斗真の真は真心の真です」と声を張るも、「まだいるかぁ。たまにいるんだよなぁ」とがっかり。ダメージの大きさに立ち上がれずにいた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『グラスホッパー』は全国公開中