『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』“脱走兵”フィンとルーク・スカイウォーカーの共通点とは?
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でストームトルーパーの脱走兵である主要人物フィンを演じるジョン・ボイエガ。自称オタクであり、『スター・ウォーズ』は「僕の大部分を占めている」と豪語する彼が、シリーズへのあふれる愛と共に、フィンについて語った。
【写真】新たな3部作が始まる!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
シリーズの新たな3部作の幕開けを飾る『フォースの覚醒』。フィンは昨年11月、世界中のファンが待ちわびた特報映像の冒頭に登場して話題を呼んだ。文字通り、歴史に残る記念すべき役割を任されたボイエガは、相当な『スター・ウォーズ』ファンということで、自らの出演が「本当に夢みたいだよ」と今でも信じられない様子だ。
そんな彼が同シリーズで特に気に入っているのは、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)にスポットを当てたエピソード6『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』。「ルークが初めて自分が何者なのかを学び、今までずっと知らなかった特別な世界を知ることになるんだ。そんな中でジェダイのトップになっていく姿が描かれている。本当に面白くて、1日中だって語っていられるよ」と力を込める。
そして、自身が演じるフィンもまた、自分が何者なのかを知らないという点でルークと共通する部分があるという。確かにフィンは、元ストームトルーパーでありながら、予告編で青いライトセーバーを構えるシーンが登場するなど、どんな戦士になっていくのかが全く読めないキャラクターだ。「彼はまだ自分を見つけている途中なんだよ。今目の前で何が起こっているのかも分からないし、初めてドロイドや異星人を見て気が動転してしまうんだ」。
一方のボイエガ自身は、「『スター・ウォーズ』には世界中にファンがいて、人々はそれぞれ自分なりの形でキャラクターたちに共感していると思う。だからこの仕事をすることに責任を感じているんだ」と伝説の一部になる自覚はしっかりとある様子。それでも自らを見失うことはなく、「でも、今回は今までとは違う力強さを表現しようと、全員が頑張ったよ」と自信たっぷりに語っている。(編集部・入倉功一)
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日 18時30分より全国一斉公開