馬場良馬、斉藤秀翼ら戦隊ヒーロー俳優が集結!舞台「俺たち賞金稼ぎ団」いよいよ初日!
戦隊ヒーロー出身俳優が多数参加する舞台「俺たち賞金稼ぎ団」の公開ゲネプロが4日、北千住のTHEATRE1010で行われ、斉藤秀翼、馬場良馬、丸山敦史、細貝圭ら出演者が意気込みを語った。この日は清水一希、森高愛、金城大和、和田三四郎、秦瑞穂、唐橋充、及川奈央、伊勢大貴、演出のきだつよしらも出席した。
ショー演劇を中心とした東映の新ブランドラインとして始動する「TOEI HERO NEXTステージ」第1弾作品となる本作は、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の竜星涼主演、坂本浩一監督による2014年公開の映画『俺たち賞金稼ぎ団』から数年後を描いた後日譚(たん)。大物指名手配犯を見つけ出した賞金で大きな公演を仕掛けようとする、新生「劇団バズーカ」の奮闘を描く。アクション監修として映画版のメガホンをとった坂本が参加することも話題となっている。
「無事に初日を迎えられてうれしく思っています」と笑顔を見せた斉藤は、「前回の映画に引き続き、今回も舞台に出させてもらえてありがたいと思っています。(「戦隊シリーズ」などで)大泉の撮影所に通っていた人たちといいモチベーションで千秋楽まで盛り上げていきたいと思います」と意気込んだ。映画では乙女キャラをさく裂させていた斉藤だが、本作では“男の娘”風の姿も披露する。
続けて本舞台からの出演となる馬場は、「新生『劇団バズーカ』で若い風を吹かせたい!」と宣言。まわりからは「若くない!」とツッコまれてしまい、「気持ちは若いよ」と返す一幕も見られた。そんな馬場は「映画版の劇団バズーカも濃いメンバーでしたが、僕たちも負けていません」とめげずに力強くコメント。
さらに細貝が「おのおのが違う戦隊の出身で、稽古時間もタイトなのでどうなるかと思っていたんですが、やはり1年間、戦隊ものをやり続けてきた人たちの結束力はすごいなと。舞台にはそのパワーが出ていると思う」と付け加えると、丸山も「東映さんが1番力を入れていると思うので、これから(戦隊ものが放送している)日曜朝の枠も劇団バズーカでいけるんじゃないかと思います」と手応えを感じている様子。演出のきだも「役者のポテンシャルが高くて楽をしています。東映の舞台ということで、各戦隊より集まってきていますが、本当にチームワークがいい」と満足げな表情で語った。(取材・文:壬生智裕)
舞台「俺たち賞金稼ぎ団」は12月9日まで東京・THEATRE1010にて上演中