リドリー・スコット、カルト的人気「プリズナーNO.6」を映画化か?
リドリー・スコット監督が、1960年代にカルト的人気を博したテレビシリーズ「プリズナーNO.6」の映画化でメガホンを取る可能性があるとDeadline.comが報じた。
テレビ映画「刑事コロンボ/祝砲の挽歌」などで知られるパトリック・マクグーハンさんが主演を務めた本シリーズは、国家の秘密組織で働いていた主人公が仕事を辞職するや見知らぬ村に連れてこられるが、そこは人々がナンバーで呼ばれ自由を奪われた場所だったというストーリー。2009年にはテレビミニシリーズの形態でリメイクされている。
映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の脚本家クリストファー・マッカリーらがこれまで脚本のディベロップメントに関わってきたが、最新版の草稿を手掛けたのは、映画『ディパーテッド』でアカデミー賞脚色賞に輝いたウィリアム・モナハン。スコット監督への交渉は、まだ始まったばかりとのことだ。
スコット監督は現在、2017年10月6日に全米公開が予定されている『エイリアン』シリーズの最新作、『エイリアン:コヴナント(原題) / Alien: Covenant』の撮影準備中。(鯨岡孝子)