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アカデミー賞ノミネーション発表!ディカプリオ主演『レヴェナント』が最多12部門

第88回アカデミー賞

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映画『レヴェナント:蘇えりし者』より
映画『レヴェナント:蘇えりし者』より - (c) 2016 Twentieth Century Fox

 現地時間14日、第88回アカデミー賞のノミネーションが発表され、レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』が主演男優賞を含む最多12部門でノミネートされた。ディカプリオが、自身5度目の男優賞ノミネートにして悲願のオスカー初受賞を果たすことができるのか注目されている。

映画『レヴェナント:蘇えりし者』予告編

 『レヴェナント:蘇えりし者』は、第87回アカデミー賞で最多4冠を獲得した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の新作。狩猟中に瀕死の重傷を負ったハンター(ディカプリオ)が、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐するため壮絶なサバイバルを繰り広げる。主演男優賞のほか、作品賞、監督賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞にノミネートされた。

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 それに続くのが、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で作品賞、撮影賞、衣装デザイン賞、監督賞、編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞、美術賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞の10部門ノミネート。以下、『オデッセイ』が7部門、『ブリッジ・オブ・スパイ』『キャロル』『スポットライト 世紀のスクープ』が6部門ノミネートとなっている。世界的な大ヒットを記録している『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も作曲賞、編集賞など5部門にノミネートされた。

 また日本からは、長編アニメ映画賞に米林宏昌監督の『思い出のマーニー』がノミネートされた。スタジオジブリ作品が同賞にノミネートされるのはこれで3年連続となる。

 授賞式は、現地時間2月28日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。(編集部・市川遥)

第88回アカデミー賞ノミネーション全結果は以下の通り。

■作品賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
『ブリッジ・オブ・スパイ』
ブルックリン
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
ルーム
『スポットライト 世紀のスクープ』 

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■監督賞 
アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者』
レニー・アブラハムソン 『ルーム』
トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』

■主演男優賞 
ブライアン・クランストン 『トランボ(原題)』
レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ』(2015)
エディ・レッドメイン 『リリーのすべて
マット・デイモン 『オデッセイ』

■主演女優賞 
ケイト・ブランシェット 『キャロル』
ブリー・ラーソン 『ルーム』
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン』
シャーロット・ランプリング 『さざなみ
ジェニファー・ローレンス 『ジョイ(原題)』

■助演男優賞 
クリスチャン・ベイル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
トム・ハーディ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マーク・ラファロ 『スポットライト 世紀のスクープ』
マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』
シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男

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■助演女優賞 
ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト
アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』
レイチェル・マクアダムス 『スポットライト 世紀のスクープ』
ルーニー・マーラ 『キャロル』
ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ』

■長編アニメ映画賞 
『思い出のマーニー』
インサイド・ヘッド
『アノマリサ(原題) / Anomalisa』
『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
父を探して

■脚本賞
マット・シャルマンイーサン・コーエンジョエル・コーエン 『ブリッジ・オブ・スパイ』
アレックス・ガーランド 『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』
ピート・ドクターメグ・レフォーヴジョシュ・クーリー、ロニー・デル・カルメン 『インサイド・ヘッド』
ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』
ジョナサン・ハーマン、アンドレア・ベルロフ、S・レイ・サヴィッジ、アラン・ウェンカス 『ストレイト・アウタ・コンプトン

■脚色賞
チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ニック・ホーンビィ 『ブルックリン』
フィリス・ナギー 『キャロル』
ドリュー・ゴダード 『オデッセイ』
エマ・ドナヒュー 『ルーム』

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■撮影賞
エド・ラックマン 『キャロル』
ロバート・リチャードソン 『ヘイトフル・エイト』
ジョン・シール 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
エマニュエル・ルベツキ 『レヴェナント:蘇えりし者』
ロジャー・ディーキンス 『ボーダーライン

■編集賞
マーガレット・シクセル 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
スティーヴン・ミリオン 『レヴェナント:蘇えりし者』
トム・マカードル 『スポットライト 世紀のスクープ』
ハンク・コーウィン 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
メアリー・ジョー・マーキー&メリアン・ブランドン 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

■美術賞
アダム・ストックハウゼン、リナ・デンジェロ、ベルンハルト・ヘーンリヒ 『ブリッジ・オブ・スパイ』
イヴ・スチュワート、マイケル・スタンディッシュ 『リリーのすべて』
コリン・ギブソン、リサ・トンプソン 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
アーサー・マックス、セリア・ボバク 『オデッセイ』
ジャック・フィスク、ハミッシュ・パーディ 『レヴェナント:蘇えりし者』

■メイク・ヘアスタイリング賞
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
100歳の華麗なる冒険
『レヴェナント:蘇えりし者』

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■衣装デザイン賞
サンディ・パウエル 『キャロル』
サンディ・パウエル 『シンデレラ
パコ・デルガド 『リリーのすべて』
ジェニー・ビーヴァン 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ジャクリーン・ウェスト 『レヴェナント:蘇えりし者』

■視覚効果賞
『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

■歌曲賞 
「Earned It」 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
「Manta Ray」 『レイシング・エクスティンクション(原題)/ Racing Extinction』
「Simple Song #3」 『ユース(原題)』
「Til It Happens to You」 『ザ・ハンティング・グラウンド(原題) / The Hunting Ground』
「Writing's On The Wall」 『007 スペクター

■作曲賞
トーマス・ニューマン 『ブリッジ・オブ・スパイ』
カーター・バーウェル 『キャロル』
エンニオ・モリコーネ 『ヘイトフル・エイト』
ヨハン・ヨハンソン 『ボーダーライン』
ジョン・ウィリアムズ 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

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■音響編集賞
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ボーダーライン』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

■録音賞
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

■外国語映画賞 
『エンブレイス・オブ・ザ・サーペント(英題) / Embrace of the Serpent』(コロンビア)
裸足の季節』(フランス)
サウルの息子』(ハンガリー)
『ディーブ(原題) / Theeb』(ヨルダン)
『ア・ウォー(原題) / A War』(デンマーク)

■長編ドキュメンタリー賞
『エイミー(原題)』
『カーテル・ランド(原題) / Cartel Land』
ルック・オブ・サイレンス
『ニーナ・シモン ~魂の歌』
『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』

■短編ドキュメンタリー賞
『ボディ・チーム 12(原題) / Body Team 12』
『チョウ、ビヨンド・ザ・ラインズ(原題) / Chau, beyond the Lines』
『クロード・ランズマン:スペクターズ・オブ・ザ・ショア(原題) / Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah』
『ア・ガール・イン・ザ・リヴァー:ザ・プライス・オブ・フォーギブネス(原題) / A Girl in the River: The Price of Forgiveness』
『ラスト・デイ・オブ・フリーダム(原題) / Last Day of Freedom』

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■短編アニメ映画賞
『ベアー・ストーリー(英題) / Bear Story』
『プロローグ(原題) / Prologue』
『サンジャイズ・スーパー・チーム(原題) / Sanjay's Super Team』
『ウィー・キャント・リブ・ウィズアウト・コスモス(英題) / We Can't Live without Cosmos』
『ワールド・オブ・トゥモロー(原題) / World of Tomorrow』

■短編実写映画賞
『アヴェ・マリア(原題) / Ave Maria』
『デイ・ワン(原題) / Day One』
『エヴリシング・ウィル・ビー・オーケイ(英題) / Everything Will Be Okay』
『ショク(原題) / Shok』
『スタッタラー(原題) / Stutterer』

(※日本語のリストを転載する際は編集部までご連絡ください)

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