馬場良馬主演でサッカー漫画「U-31」が実写映画化!ライバル役に中村優一
綱本将也が原作を手掛けた吉原基貴によるサッカー漫画「U-31」が実写映画化され、今夏に公開されることが明らかになった。主人公のプロサッカー選手・河野敦彦を「特命戦隊ゴーバスターズ」の馬場良馬、そのライバル役を「仮面ライダー電王」の中村優一が務めるほか、谷村美月、勝村政信、大杉漣が出演する。
大人気サッカー漫画「GIANT KILLING」の原作者でもある綱本将也と漫画家の吉原基貴がタッグを組み、週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて2003~2004年にかけて連載された「U-31」。サッカー選手生命の全盛期を過ぎた元・日本代表選手の河野敦彦を主人公にした青春物語だ。
31歳の河野は、強豪チームで戦力外となり、再起をかけて古巣の弱小チーム・ジェム千葉に戻ってきた。移籍の条件は、背番号“10”を付けること。しかし、そこで待っていたのは、元・日本代表というかつての栄光をネタにしようとする経営陣と、全盛期を過ぎたにも関わらず背番号10をもらった彼に冷ややかな視線を送る若手選手たち。それでも、黙々と練習を続ける河野の姿に、周囲の人間は次第に感化されていく。
本作は、25周年を迎えたプロサッカークラブ、ジェフユナイテッド市原・千葉の全面協力により制作され、17日にそのホームスタジアムであるフクダ電子アリーナにて制作発表が行われた。主人公と同じ31歳の馬場は、「サッカー選手として引退を考える年齢で、色々と葛藤しながら成長していく青春映画になっておりますので、ぜひチェックして欲しいです」と作品をアピール。
また、本格的なサッカー経験はなかったが、撮影前には大学のサッカー部の練習に交じって訓練したそう。「僕自身は野球をやっていたのですが、経験者から見ると技術があるかどうかがすぐにわかっちゃうと思うんです。なので、どうやって経験者に見せるか、テクニックもさることながらそれ以上に“経験を積んできた男”に見えるように意識しながら演じました」と撮影を振り返った。(編集部・小山美咲)
映画『U-31』は夏公開