『ターミネーター』続編、公開スケジュールから外れる 前作の不振が原因か
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の続編が、米パラマウントの公開スケジュールから外れたことが明らかになった。パラマウントは現地時間20日、もともと同作を全米公開する予定だった2017年5月19日に、1990年代のテレビドラマを映画化する『ベイウォッチ(原題) / Baywatch』を公開すると発表したが、『ターミネーター』続編の公開日が再設定されることはなかった。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は、アーノルド・シュワルツェネッガーが約12年ぶりにターミネーター役で復帰したシリーズ第5弾。これまでに描かれた物語は全てリセットされ、新たな3部作の第1部として展開していくはずだった。
しかし、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』がアメリカ国内で批評・興行共に不振に終わったことから、すでに公開日が決定していたのにもかかわらず続編の製作が始まることはなく、昨年10月には無期限で延期されるようだと報じられていた。パラマウントは『ターミネーター』については何もコメントしていないが、公開スケジュールから外れたことで、近い将来の製作が正式になくなった。
昨年11月には、同じく批評・興行共に振るわなかった『ファンタスティック・フォー』(2015)の続編が、米20世紀フォックスの公開スケジュールから外れていた。同作はもともと2017年6月9日の全米公開を予定していた。(編集部・市川遥)