ジェシカ・チャステイン、ネイティブアメリカンを描く映画に出演か
映画『インターステラー』や『オデッセイ』のジェシカ・チャステインが、ネイティブアメリカンが題材の映画『ウーマン・ウォークス・アヘッド(原題) / Woman Walks Ahead』に出演するかもしれないとDeadline.comなど各媒体が報じた。
本作は、19世紀末、当時ダコタ準州(現在のノースダコタ州とサウスダコタ州)にあったスタンディングロックというネイティブアメリカンの居住区を訪れたブルックリン在住の女性、キャサリン・ウェルドンを描く映画。ウェルドンは、その地に居住していたスー族の指導者的存在で“シッティングブル”と呼ばれた男が、政府が土地を奪取するのを阻止する手助けをしようとした。ウェルドンは、一旦は居住区から立ち去るよう命令されたが、数年後に息子を連れて戻り“シッティングブル”たちのキャンプに居座ったという。彼女の類いまれな尽力が一族に評価され、“ウーマン・ウォークス・アヘッド=先を歩む女性”という愛称を授かった。
チャステインは、主演のウェルドン役のオファーを受けており現在交渉進行中とのことだ。
本作の監督は、映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』やテレビミニシリーズ「パレーズ・エンド」などを手掛けたスザンナ・ホワイト。
チャステインは、映画『マリーゴールド・ホテル』シリーズのジョン・マッデン監督作で、銃規制反対派に対峙するロビイストを描く『ミス・スローン(原題)/ Miss Sloane』が製作準備中、『スノーホワイト』の続編『スノーホワイト/氷の王国』が4月22日より全米公開予定だ。(鯨岡孝子)