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アカデミー賞視聴数は惨敗!過去8年で最低の数値に

第88回アカデミー賞

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悲願のオスカー獲得を果たし、昨夜の主役となったレオナルド・ディカプリオ
悲願のオスカー獲得を果たし、昨夜の主役となったレオナルド・ディカプリオ - Kevin Winter / Getty Images

 現地時間2月28日に米ロサンゼルスで行われた第88回アカデミー賞授賞式の全米での視聴者数が3,430万人となり、以前に最低の数字を記録した2008年(3,200万人)以降で、最低の数字になったことが明らかになった。The Hollywood Reporter などが報じた。

【写真】ディカプリオ初オスカーに沸いた授賞式

 米テレビ局ABCにより生放送された昨年の授賞式の視聴者数は3,720万人で、今年は約300万人の低下。調査会社ニールセンの速報によると、全体視聴率は23.4%(正式な数値は現地時間2月29日夜発表予定)で、こちらも昨年の視聴率25%、一昨年の27.9%と比べて下落した。

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 一部の現地メディアは、ウィル・スミスをはじめとするスターたちのボイコットが話題となった「OscarsSoWhite」(白すぎるオスカー)問題によって、黒人の視聴者たちがほかの番組に流れたことが原因の一つだとしている。今年の授賞式司会は黒人コメディアンのクリス・ロック。この問題にも積極的に言及して話題を呼んだが、数字には結びつかなかったようだ。一方、男性視聴者の数は昨年より伸びたといい、18歳~34歳の若年層に限れば20%、全体で6%増となった。

 今年のアカデミー賞では、レオナルド・ディカプリオが5度目のノミネートにしてついに主演男優賞を獲得。Twitterなどでも大きな盛り上がりをみせた。最大の目玉である作品賞は、カトリック教会神父による児童への性的虐待を調査する記者たちを追った『スポットライト 世紀のスクープ』が受賞した。(編集部・入倉功一)

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