藤原紀香、片岡愛之助との結婚「近かったらいいな」
歌舞伎俳優、片岡愛之助と交際中の藤原紀香が16日、都内で行われた映画『更年奇的な彼女』のプレミア試写会に出席、本作のキャッチコピーが「年中無休で、愛してね」であることから、イベント後に報道陣から「今日は“愛”という字が目立ちますね~」と声をかけられた際は言葉を濁して交際については語らなかったが、「結婚は近いですか?」と問われると、「近かったらいいな」と笑顔を見せた。
韓国映画『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督がアジアの彼女3部作の完結編として、中国を舞台に、更年期と診断されてしまった20代の女性の恋模様を描いた本作。この日は、クァク監督が来日し藤原と初対面。藤原は主演のジョウ・シュン演じるヒロインの吹き替えを担当しているが、クァク監督は「紀香さんが担当してくださったことによって新しい映画が誕生したような気分です」と吹き替え版の完成度を絶賛した。
クァク監督自身、かねてより藤原のファンであったといい、藤原の出演したドラマ「スタアの恋」(フジテレビ系)がお気に入りであったとも告白。「その方が吹き替えを担当してくれて本当に嬉しいです」と話し、藤原を感激させた。藤原もクァク監督の作品を何作も観てきたといい、「今回も監督ならではのスパイスがたくさん入っていて、とってもあたたかくて、期待を裏切らない物語」と本作を紹介。吹き替え中は、ヒロインに感情移入するあまり、「アフレコブースで泣いたり笑ったり、悲しくて立っていられなくなったり……とにかく体当たりで声を入れました」と振り返る。
終盤にはジョウ・シュンからのメッセージも紹介され、「藤原さんの起用は全然予想していなかったのでこのニュースを聞いて『ワー!』って叫びました。わたしも(吹き替えの仕上がりを)楽しみにしています」と読み上げられると、ジョウ・シュンの演技についても「いつか会って、共演してみたいです。(女優として)喜怒哀楽の高低差を本当にうまく表現していらっしゃいました」と惜しみない賛辞を贈っていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『更年奇的な彼女』は4月8日よりTOHOシネマズ日本橋・新宿ほかにて公開