アリス&マッドハッターがとことんポップに!『アリス・イン・ワンダーランド』新作!
製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップが贈るシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』から場面写真が公開され、華やかな衣装を身にまとったアリスとマッドハッターが対面する姿が披露された。
圧倒的な映像美で名作児童文学「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、世界で人気を博した前作『アリス・イン・ワンダーランド』。シリーズ最新作では、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描く。アリスと仲間たちを待ち受けるのは、秘められた真実と、“時間の番人”との戦いだった……。
大人の女性へと成長した主人公アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッターのジョニー・デップ、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結し、個性豊かなキャラクターを熱演する。また、物語の重要な時間を司るタイム役には、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが抜てきされている。
今回公開された場面写真は、アリスとマッドハッターが笑顔で向かい合う、ファンにとってはわくわくせずにはいられないもの。そして、注目すべきはカラフルな衣装。前作は水色のドレスや騎士のような甲冑を身に着けたアリスが印象的だったが、今作では一変、ピンクを基調とした鮮やかなドレスに、頭には花や羽などを散りばめ、とことんポップな装いとなっている。
メガホンを取ったのは『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビン、脚本を担当するのは『アリス・イン・ワンダーランド』から続投となり、『美女と野獣』『ライオン・キング』などディズニーの名作を手掛けたリンダ・ウールヴァートン。原作者ルイス・キャロルの長年のファンであるジョニーは、原作に敬意を表した脚本を高く評価し、「ルイス・キャロルの作品を脚色するのは、不可能にも近い作業だと思うんだ。原作に忠実でありながらも、それを新たな角度から見つめ直したリンダの脚本は、実に素晴らしいよ」と太鼓判を押した。
今作では、チェシャ猫や“赤”と“白”の女王といった人気キャラクターたちの謎に満ちた幼年期の秘密も初めて語られる。白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディー、賢者の芋虫アブソレムといったお馴染みのキャラクターたちも登場し、奇妙で美しい“ワンダーランド”の世界が色鮮やかに蘇る。(編集部・石神恵美子)
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日より全国公開