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レイチェル・マクアダムス初来日!オスカー受賞作は一生に一度のめぐり合い

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『スポットライト 世紀のスクープ』の魅力を語るレイチェル
『スポットライト 世紀のスクープ』の魅力を語るレイチェル

 今年の第88回アカデミー賞で作品賞・脚本賞をW受賞した映画『スポットライト 世紀のスクープ』に出演した女優のレイチェル・マクアダムスが初来日を果たし、14日に東京・日本外国特派員協会で行われた記者会見で「本作は、私にとって『一生に一度の』最高のめぐり合いになったと思います。これからは次の『一生に二度目の』めぐり合いを目指したいです」と展望を明かした。

【写真】ショートドレス姿が美しいレイチェル

 本作はアメリカ地方紙「The Boston Globe」の調査報道チーム「スポットライト」の記者たちが、数十人もの神父による児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽していたという恐るべき事実を暴いた実話を描く社会派ドラマ。『きみに読む物語』『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』などで女性からの支持も厚いレイチェルが、チーム紅一点の記者サーシャ・ファイファーを熱演し、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

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 「脚本を読んだときは、この映画を一体誰が観るんだろうと不安でした」というレイチェルだが、役づくりのため実在の記者サーシャと直接付き合う中で「ジャーナリストの調査報道が、いかに大変で貴重かということを知りました」と語り「今は(本作が)たくさんの方に支持され、真実を誠実に追求する姿勢が、多くの人に届いたことに、逆に勇気をもらっています」と述懐した。さらに「本作がきっかけで、報道機関に『私もこんな体験をした』という告発が相次いでいるそうです。この映画が声なき人に発言の力を与えられたと思うと誇らしいです」と喜びをあらわにした。

 記者から「共演した素晴らしいキャスト陣の印象は?」と聞かれたレイチェルは「今まで自分が出演した作品の中で、もっとも素晴らしいキャストだと思います。全員が一つの家族のようでした。中でもユーモア担当は、マーク(・ラファロ)とトム(・マッカーシー監督)で、シリアスな題材だからこそ、現場の雰囲気が暗くならないよう、明るくしてくれました」と楽しそうに振り返り、撮影現場についても「ジャーナリストにとってファッションはあまり重要ではないので(撮影では)毎日、Tシャツとパンツでした。女優としては珍しい役どころですが、とても居心地のよい現場でした」と笑顔を見せていた。(取材/岸田智)

映画『スポットライト 世紀のスクープ』は4月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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