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蜷川実花、告別式の前に撮影へ 亡くなった日も撮影していた

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通夜の際に取材に応じた蜷川実花
通夜の際に取材に応じた蜷川実花

 肺炎による多臓器不全のため12日に亡くなった世界的演出家・蜷川幸雄さんの長女で、写真家で映画監督でもある蜷川実花が16日に執り行われた告別式を前に自身のブログを更新。告別式当日も朝から撮影を行っていたことを明かした。

【写真】告別式で父の遺影を持つ蜷川実花

 告別式の開式を前に「朝イチばんで撮影してから告別式へ。亡くなった時も撮影、今日も撮影、明日も撮影。うんうん、頑張ろうっと」と短くブログに綴った実花。ファンからは幸雄さんの冥福を祈るコメントが寄せられ、父親の死に際してもプロのカメラマンとして仕事をこなす実花に「お父様も誇りに思っていると思います」「いつも通りが一番喜びますね! お身体だけは無理なさらず!」「お父様はきっといつまでも見守っています」といった励ましの声が上がっている。

 独自の色彩感覚で数多くの写真や映像作品を撮影し、『さくらん』『ヘルタースケルター』などの長編映画の監督としても活躍する実花は、“世界のニナガワ”と評された父について「父であり一番尊敬する人」と15日に営まれた通夜で語っていた。(編集部・海江田宗)

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