オラフ役俳優が再びアニメに挑戦!全米No.1映画『アングリーバード』とは?
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の興行成績を抜き全米ナンバーワンとなった注目のアニメ作品『アングリーバード』(10月1日 日本公開)について、声優を務めたジェイソン・サダイキスとジョシュ・ギャッドが、5月18日(現地時間)にニューヨークのAOLで行われたイベントで語った。
本作は、全世界で30億ダウンロードされた人気ゲームの映画化作品。バードアイランドは、たくさんの鳥たちが平和に暮らす島。ある日、緑のピッグ(豚)の集団が島を訪れる。彼らに島を乗っ取られることを恐れた怒りんぼうのレッド(ジェイソン)は、お調子者チャック(ジョシュ)と、体はデカイが気弱なボム(ダニー・マクブライド)と共に、ピンチを乗り切るために伝説のヒーロー「マイティーイーグル」を探す旅に出る。クレイ・ケイティスとファーガル・ライリーが共同監督を務めた。
子供だけでなく大人も楽しめる映画への出演経緯について、ジョシュは「映画内に『シャイニング』への言及シーンがあったからだ(笑)。実は当初、今作に対して懸念していた。なぜならゲームアプリの映画化だから、ちゃんとしたストーリー構成があるのかと思ったからだ。だが、最も情熱的なプロデューサー、ジョン・コーエンが僕の前でとても素晴らしいプレゼンをやり、わずか1分で出演を決めた。そこには素晴らしいキャラクターたち、優れたストーリー構成とテーマがあり、声優陣にはジェイソン、ビル・ヘイダー、ショーン・ペンなどが参加していた。それにもし再びアニメに関わるのなら、『アナと雪の女王』とは全く異なった作品にしたかった」と答えた。
役柄チャックについて、ジョシュは「彼は猛烈な勢いで動き、考えるよりも先に口を出してしまうタイプの鳥だ。それに、長い間バードアイランドに居てさまざまなことを見てきたし、経験もしてきた。そのため、今回の人生の旅路に疑念を抱いてはいるものの、忠誠心のある鳥でもある。そんなチャックは、レッドに出会いすぐに友人として興味を持つんだ」と語った。
個人的に好きな鳥について、ジェイソンは「僕はオウムだね、喋れる相手が良い。ハワイで今作の取材を行ったホテルに滞在していた時、『アロハ』と言うオウムがいて、気に入ったよ」と答えると、ジョシュは「オウムの中でもアフリカン・グレイが特にすごいよ。1,500語くらい、飼い主が話したワードをリピートできる。しかも100年くらい生きるんだ」と答えた。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)