少女の背後からガバッと!『雨女』本編の10分の1の映像
『呪怨』シリーズ、『輪廻』など数々のホラーを世に送り出した清水崇監督が手掛けた最新作『雨女』より本編の10分の1に当たる部分の映像が公開され、水たまりを見つめていた少女の背後から突如何者かが迫ってくる恐怖のシーンがお披露目された。
本作は、映像に連動して動くシートや水、風、香りといった特殊効果を劇場内で再現する体験型上映システム4DXを駆使した35分のエンターテインメント。雨の日になると、電車にひかれる女の夢に悩まされているヒロインが、遭遇する“雨女”の恐怖を描く。
公開された映像は、本編冒頭の約3分間。大雨の中、カッパを着た幼い少女が踏切の前で転ぶ場面から幕を開ける。突然現れた謎の黒い服の女と、その女に抱き寄せられながら、こちらを睨む小さな男の子。二人は少女の目の前で電車にひかれ、少女の顔に血しぶきが。その後、辺りの景色は一転し、晴れた空の下、 “雨女”のことを話しながらふざけあっている下校途中の少年たちの姿が、衝撃的なシーンとは対照的に映し出されている。
『TOKYO TRIBE』でオーディションを経てヒロイン役に抜てきされた女優の清野菜名が、真冬の水中撮影など過酷な環境下で主人公の理佳を演じたほか、柳俊太郎、高橋ユウ、田口トモロヲらが脇を固める。(編集部・小泉裕嗣)
映画『雨女』は6月4日より全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開