アントン・イェルチン早すぎる死…『スター・トレック』メンバーも悲痛
アントン・イェルチンさんが27歳という若さで事故死したことを受け、映画『スター・トレック』シリーズのキャスト・スタッフが深い悲しみに包まれている。アントンさんは同シリーズで航海士のチェコフ役を務めており、シリーズ第3弾『スター・トレック BEYOND』の全米公開を来月に控えていた。(日本公開は10月21日)
第1弾、第2弾のメガホンを取り、第3弾では製作を務めたJ・J・エイブラムスは、「アントン。君は素晴らしくて、優しくて、本当に面白く、最高に才能のある人だった。早すぎる。寂しいよ……」と自身の製作会社のTwitterで直筆のメッセージを発表。第3弾を監督したジャスティン・リンは「今もショック状態から抜け出せない。安らかに眠ってくれ、アントン。君の情熱と熱意は、君を知ることができた全ての人と共に生き続ける」とツイートした。
スポック役のザカリー・クイントは「僕たちの愛する友達、僕たちの仲間、僕たちのアントン。僕が知る中で、最もオープンで知的好奇心にあふれた人。ものすごい才能があり、優しく、若いのに賢かった」とInstagramでコメント。スールー役のジョン・チョーも「アントン・イェルチンのことが大好きだった。彼は好奇心が強く、美しく、勇気のある、真のアーティストだった。彼は素晴らしい友人で、息子だった。僕はボロボロだ」、レナード・“ボーンズ”・マッコイ役のカール・アーバンも「信じられない。苦しすぎる」と突然すぎた仲間の死に沈痛な思いをつぶやいている。
アントンさんは現地時間19日、ロサンゼルスの自宅で、自分の車と門に挟まれ死亡しているのが発見された。(編集部・市川遥)