エイリアンがTレックスに見えた!ゴールドブラムが『インデペンデンス・デイ』続編を語る
1996年に公開されたローランド・エメリッヒ監督による大ヒットSF超大作の第2弾『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(7月9日公開)に出演する俳優のジェフ・ゴールドブラムが、20年ぶりの続編について語った。
宇宙からの脅威を退け国境を越えて手を取り合うようになった人類が、再び侵略者たちに立ち向かう姿を描く本作。前作『インデペンデンス・デイ』でヒラー大尉を演じたウィル・スミスの復帰はかなわなかったが、ジェフは、一介のエンジニアから地球防衛軍(ESD)の部長となったデイビッド役に復帰を果たした。
20年ぶりの続編に戸惑いはなかったというジェフは、「続編の話は何年も前からありました。僕は献身的に仕事をするタイプで、その段階から脚本家たちと話し合いをしていたから準備は万端だったんです」とコメント。「でも実際に撮影が始まると、そういった準備も関係なかったですね。とても自然にデイビッドに戻れました」と笑みを浮かべる。
そんな本作には、前作のファンがニヤリとできるポイントも満載。ジェフも「脚本にはデイビッドが飛行機に弱い部分もちゃんと書かれていました。あと衣装チームは、ミーティングのときに前作で僕が使ったメガネや腕時計を持ってきてくれたんです。保管されているなんて思わなかったから、気分は『失われたアーク《聖櫃》』を見つけたインディ・ジョーンズですよ! そういったアイテムを参考にして、新しいメガネの形なんかを考えていきました」と明かす。
前作でヒラーと共にエイリアンの宇宙船に乗り込んだデイビッドだが、今回ついにエイリアンと直接対面。大迫力のチェイスを繰り広げることになる。「前回のエイリアンは人間と同じくらいのサイズでしたが、今回は遥かに大きいんです。バスに乗って追いかけられるシーンでは、(『ジュラシック・パーク』)のTレックスとのチェイスを思い出しましたよ!」と振り返ったジェフは「彼らの宇宙船だって、地球の半分以上をおおうようなサイズですから、もうどうしていいかわからない。それを想像するのは、俳優としてのチャレンジでしたね」と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せると、「エメリッヒの映画なので、破壊描写も楽しんでほしいけど、世界中が団結している部分にも注目してほしいですね。前作を観ていない人も、友達を誘ってポップコーンでも買って映画館で楽しんでほしいです。それで気に入ったらぜひ一作目を見てください」とファンに呼び掛けた。(編集部・入倉功一)