キューブリックによる月面着陸ねつ造説、娘が否定
映画『2001年宇宙の旅』などで知られる巨匠スタンリー・キューブリック監督がアメリカ政府と共謀し、アポロ11号の月面着陸をねつ造したとする都市伝説を、娘のヴィヴィアン・キューブリックがTwitterで否定した。
真空なのにはためくアメリカ国旗や不自然な影などを根拠として、月面着陸映像は月ではなくセットで撮影されたのではないか、さらにはそれにキューブリック監督が関わっているのではないかとするこの都市伝説。昨年もこの説を題材にしたコメディー映画『ムーン・ウォーカーズ』(『ハリー・ポッター』シリーズのルパート・グリント主演)が作られている。
ヴィヴィアンは「たくさんの人たちがわたしにこのことを聞いてくる。今こそ回答する時だと思う」と切り出すと、「父のようなアーティストが、本当にアメリカ政府の国民への裏切りに手を貸したと思うの?」とばっさり。
『フルメタル・ジャケット』では音楽を担当するなど、普段の顔だけでなく、仕事場での父親の姿もよく知る彼女は「これまでにもたくさんの陰謀があって、今も起きていると思うけど、月面着陸はウソでわたしの父が撮影した? これだけは理解できない!!」「父の作品がその証拠よ」「わたしの父がアメリカ政府と共謀してウソの月面着陸を撮影した、これは明らかにグロテスクなウソ」と断言している。(編集部・市川遥)