実写『東京喰種』初映像!この声、誰だ!?大泉洋は白髪ロン毛で登場
石田スイの人気コミックを窪田正孝主演で実写化した映画『東京喰種 トーキョーグール』の映像が初めて公開された。窪田演じる主人公・金木研(カネキ)の姿や、白髪ロン毛の大泉洋、そしてキャストが未発表のままである喫茶店「あんていく」のマスター芳村功善(よしむらくぜん)の「きみは人間と喰種、ふたつの世界に居場所をもてる、唯一人の存在なんだよ」というセリフがおさめられている。
累計発行部数2,200万部を超える大ヒット漫画を基にした本作は、水とコーヒーと人体だけを摂取できる人間の姿をした怪人・喰種(グール)が潜む東京が舞台になっている。事故に遭った大学生のカネキ(窪田)は知人の神代利世(リゼ/蒼井優)の臓器を移植して死を免れるが、それが原因で「半喰種」となってしまう。その後、頻繁に訪れていた喫茶店「あんていく」で働くことにしたカネキは、アルバイトの女子高生・霧嶋董香(トーカ/清水富美加)や、店に集まる客が喰種だと知り……。
今回お披露目された特報映像では「人間は誰も知らない、喰種の世界を」という文字が映されてから、不安気で複雑な表情を見せるカネキ、何かを見つめるトーカ、喰種対策法を背景に活動する行政機関CCG(Commission of Counter Ghoul)の亜門鋼太朗(あもんこうたろう/鈴木伸之)、見た目は理知的で清楚だが貪欲な大喰いの喰種であるリゼ、CCGのベテラン喰種捜査官・真戸呉緒(まどくれお/大泉)が一気に登場する。
そして実写版の俳優が未発表の芳村店長の印象的な言葉をバックに、激しいバトルシーンが展開。マスクをまとったカネキと亜門の激突、喰種に対抗するために開発された武器「クインケ」を手にした真戸、人間を捕食するための武器「赫子(かぐね)」が出現した状態のカネキが描写されている。
実写化が発表された際、メガホンを取った萩原健太郎監督が「石田先生の想い、そして原作ファンだけでなく映画ファンの想いを裏切らぬよう、全身全霊で挑みます」とコメントしていた同作。ヒロインを務めた清水の出家騒動で一時は公開が危ぶまれたこともあったが、当初の予定通り7月29日に全国公開されることが決定している。
ある日突然、内気で平凡な大学生から「半喰種」になってしまったカネキは、その境遇にもがき苦しみながらも喰種たちの世界に触れ、世界のあるべき姿を模索してゆく。(編集部・海江田宗)