『ローグ・ワン』ドロイドK-2SOは英国アクセント!そのワケとは?
映画『スター・ウォーズ』シリーズ初のスピンオフにして、興行収入45億円突破の大ヒット作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のMovieNEX発売を4月28日に控え、同商品のブルーレイ特典ディスクに収録されているボーナス映像の一部が公開。本作で人気を博したドロイド、K-2SOを演じたアラン・テュディックの入念なアプローチが明かされた。
『スター・ウォーズ』シリーズに欠かせない存在といえば、個性豊かなドロイドたち。シリーズ全作品に登場するR2-D2とC-3POや、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で大活躍したBB-8など、特徴的なキャラクターたちが物語を彩っている。本作に登場したK-2SOは、フェリシティ・ジョーンズ演じる主人公ジン・アーソたちに同行する警備ドロイド。もともとは帝国軍が開発したエンフォーサー・ドロイド(監視用ロボット)だったが、反乱軍の情報将校キャシアン(ディエゴ・ルナ)がそのデータを消去し、反乱軍用に再プログラムした。そんなK-2SOを演じたのは、『アナと雪の女王』のウェーゼルトン公爵や、大ヒット公開中の『モアナと伝説の海』のヘイヘイなど、多くのディズニー作品のボイスキャストでも知られるアメリカ人俳優のアランだ。
この度公開された映像では、製作総指揮と視覚効果監修を務めたジョン・ノールがK-2SOのキャスティングについて「機械のキャラクター役でも高度な演技力が必要だった」と切り出すと、ILMのアニメーション監修を務めるハル・ヒッケルは「アランの声のトーンはK-2SOにぴったりだった」と太鼓判を押す。一方、アラン本人は役づくりについて「帝国軍の多くを演じているのは英国人だ。英国アクセントの方が礼儀正しく聞こえるし、ロボット的だからK-2SOにぴったりなんだ」と振り返る。実際、アランが指摘したように、これまでの『スター・ウォーズ』シリーズでは、グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン役のピーター・カッシングや、パルパティーンことダース・シディアス役のイアン・マクダーミドなど、帝国軍の俳優には英国人が目立つ。アラン自身はテキサス出身のアメリカ人とあって、K-2SOを演じる上でシリーズを研究し、アクセントを変えていたことに驚かされる。
発売まであと4日となったMovieNEXには、今回公開された映像のほかにも、初めて明かされる制作秘話や、キャスト・スタッフのインタビュー、特別映像など、1時間13分にも及ぶボーナス映像が収録されている。シネマトゥディでは、発売日の28日までカウントダウンすべく、膨大なボーナス映像の中から厳選された映像の一部が毎日公開される予定だ。(編集部・石神恵美子)
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は先行デジタル配信中、MovieNEX初回限定版(4,200円+税)は4月28日発売、MovieNEXプレミアムBOX(13,000円+税)も数量限定で同時発売