『ジョン・ウィック』もユニバース化!新たな女暗殺者、誕生へ
映画製作・配給会社のライオンズゲートが、キアヌ・リーヴス主演映画『ジョン・ウィック』シリーズのユニバース化を狙っていると The Hollywood Reporter が報じた。ディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバース、ワーナー・ブラザースのDCユニバース、ユニバーサルのダーク・ユニバースと、ハリウッドでは個々の作品が一つの世界を共有する“ユニバース化”がトレンドとなっている。
ラインズゲートがワーナー、ユニバーサルなどとの争奪戦の末に獲得したのが、23歳の気鋭の脚本家シェイ・ハッテンが執筆した『バレリーナ(原題) / Ballerina』。暗殺者として育てられた若い女性が主人公で、彼女の家族を殺した暗殺者たちを追い詰めていく……というストーリーで、リュック・ベッソンの『ニキータ』に、クエンティン・タランティーノやマシュー・ヴォーン的要素を追加したようなテイストになっているという。
ライオンズゲートは同作を『ジョン・ウィック』のスピンオフと位置づけられると考えており、『ジョン・ウィック』シリーズを手掛けてきたサンダー・ロード・ピクチャーズのベイジル・イヴァニクがプロデュースを担当する。キアヌふんするジョン・ウィックと女暗殺者の物語がどう絡んでいくのか、注目だ。ちなみに『ジョン・ウィック』シリーズ本体も、現在第3弾の企画が進められている。(編集部・市川遥)